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愛知教育大学「明倫堂文庫」について
愛知教育大学附属図書館では江戸時代以前に作られた和書や漢籍を所蔵しています。その中には、尾張藩の藩校明倫堂(めいりんどう)の蔵書であった和漢書も多数含まれています。図書館所蔵漢籍の目録は刊行していますが、和書目録は未刊です。また明倫堂の蔵書は明治以降に様々な経緯をたどっており、その全体像は明らかになっていません。
そこで現在、本学に伝わる明倫堂関連の和漢書を「明倫堂文庫」としてリスト化をはかると同時に、本学以外の所在を含め、藩校時代の蔵書の姿を復元しようとする試みを進めています。本学の和漢書全体の整備はまだ完了していませんが、明倫堂関連書の整理に一定の目途がついたことから、当サイトで文庫の紹介(下記<本論>)と書目リストの公開を行うことといたしました。なお、本論と別掲資料は愛知教育大学学術情報リポジトリにも収載しています。
(Permalink:http://hdl.handle.net/10424/0002000043)
尾張藩校明倫堂・名古屋藩学校の蔵書復元リスト
藩校蔵書の復元を試みた一覧です。尾張藩校明倫堂および後継の名古屋藩学校の蔵書について、現存する図書と蔵書目録、明治以降の諸史料を付き合わせてリスト化し、現所在を付しました。現所在は、本学にあるものだけでなく、国立国会図書館等他機関が所蔵するものや所蔵不明であるものも記載しています。今後の整理作業により改訂を行う場合があります。
本学所蔵「明倫堂文庫」一覧
当館所蔵の和漢籍資料のうち「明倫堂文庫」とする資料の一覧です。表ⅠおよびⅡに掲出した藩校旧蔵書に加え、藩校と図書を貸借する関係にあったと考えられる藩諸機関の蔵書印を持つものが含まれています。今後の整理作業により、改訂を行う場合があります。
< 情報提供のお願い >
愛知教育大学附属図書館では、明倫堂蔵書(和漢書)の復元作業をを引き続き進めています。現所在不明の図書(表Ⅰ・表Ⅱにおいて行の色分けが灰色の図書)やこれ以外にも下記蔵書印のある図書をご存じの方は、情報をお寄せいただけますと幸いです。所在が確認できましたら、ご了解をえた上で「表Ⅰ」または「表Ⅱ」に追記し改訂版として公開いたします。なお個人の方が所蔵される図書の場合は「個人蔵」とのみ表示いたします。
◇ 尾張藩明倫堂・名古屋藩学校の蔵書印
「明倫堂図書」, 「明倫堂書庫記」, 「名古屋藩学校之印」(甲印, 乙大印, 乙小印, 丙印), 「名古屋学校」
◇ 尾張藩明倫堂・名古屋藩学校の蔵書印
「明倫堂図書」, 「明倫堂書庫記」, 「名古屋藩学校之印」(甲印, 乙大印, 乙小印, 丙印), 「名古屋学校」
◇ 情報提供先: 愛知教育大学附属図書館 tosyokan★m.auecc.aichi-edu.ac.jp (★を@に置き換えて送信してください)